メニエール病対策について

病院薬剤師と東洋医学研究の経験を活かして、全国におられるメニエール病患者様
そして「めまい」をはじめ「メニエール氏病、症候群」にてお困りの方の為に、
お役にたてる情報をお送りします。少しでも皆様の症状が和らぎますように。

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 めまい、メニエール病対策ネット

まずは日常のメニエール病対策        

西洋医学的に原因不明と言われる「メニエール病」。
しかし東洋医学の歴史の中では数種類の原因として分析、
そして治療方法や食事療法までも確立されております。その中
でも「特に有効と思える対策」を紹介してみます。

まずはメニエール病の本態は内リンパ水腫です、塩分をとり
すぎるとメニエール病の発作を誘発する危険性があるとも言
われますが、私が日常に相談頂く患者様をみていますと、塩
分というより「水分」の問題が多く思います。
(とりあえずここでは、塩分の水分保持は考えないで下さい)

よくテレビの健康番組で「一日に水分を何リットルも飲め」など
と耳にしますが、めまい発作時の傾向としまして「寝る前に沢
山水を飲んだ」「健康に良いと聞いたから毎日大量に飲んでい
る」という方がいてびっくりします。
大切な事なんですが「人によって水分の代謝量はかなりの差
が有る」という事なんです。確かに脱水ぎみの方、糖尿などで
日常的に口の渇きが有る上で椎骨脳底動脈循環障害を疑え
る場合などは必要かもしれませんが、一般的なメニエール病
患者様においては比較的水分過剰な状態が多いように思い
ます。
若しくは「水分をとる量は少ないが、汗や尿、基礎代謝による
水分の排出量が少ない」といえるかもしれません。

以上の部分からも「軽い運動」「ウオーキング」などを症状の無
い、メニエール病が落ち着いている時は特に意識してする事が
有効。基礎代謝も上がり、汗もかく、筋肉運動から血管収縮が
和らぐ、と言えます。
軽い運動で改善傾向に有る方は、この水分問題と血液循環改
善の問題が相乗効果として現れていると思います。

水分とメニエール病              


メニエール病であり内リンパ水腫が原因と考えられえる場合は、
前項の通り、「水分過剰」に気をつけることが基本となります。
しかし「水分が多い方が血液がサラサラなるのでは?」と思われ
るかもしれません。ではそれを東洋医学的に考えてみましょう。

まず「リンパ水腫」は悪質な水分、過剰な部分であり、内耳という
限定された部分に溜まっているわけです。そして回転するような
めまいであったり、耳鳴りを発生させます。
その状態を改善させる為には、内耳付近の血液循環が大切です。
血液に乗って水分が補給、代謝されます。

過剰水分→内耳に溜まる→血液循環が水分を補正する

そのしくみの中で悪質な水分が血液循環を邪魔します。
サラサラ以前の問題として過剰水分が臓器や器官を浮腫んだ状
態としてしまい、血液を流れにくくしています。

東洋医学的には、メニエール病を繰り返す方の食事療法としまして
●しょうが ●にら ●火を通した大根 などなどの食材がお勧めです。

また「血液サラサラ」と考える以前にもっと大切な事があります。
メニエール病の宿敵「ストレス」です。これが血管の収縮の大きな
問題となってきます。
いくらサラサラな血液でも縮まった血管は通りにくいものです。

ストレスとメニエール病               

私は仕事柄、患者様の日常生活を詳しく聞く環境にあります。
病院では時間的に全ての患者の日常の話を聞くことは難しい
かもしれませんが、薬局にてはほとんどの方が、詳しくお話頂
けます。
やはり「ストレスがめまいを発生させる」との意見はかなり多い
のですが、それがどうして内リンパ水腫、すなわちメニエール病
の発生原因とつながるのかは不明です。 不明というか、検査
方法が無いというか。。
しかし東洋医学的な見地から言えば間違いなく重要。だいたい
「メニエール病」と型にはめて、内耳の問題と限定してしまうか
ら治らないんです。
まず「リンパ水腫」は勿論「水」から産まれます。その水は飲食物
から体に入ります。だれでも血中に水分は沢山持っていますが、
その水分が内耳に溜まる。溜まる原因と排出出来ない原因があ
ります。私の経験ではその「排出できない原因」とストレスが密接
に関係しているように思います。
内耳の付近の血流が低下していると常時補正しているリンパ液の
代謝速度が低下してしまう。簡単に言いますとストレス、寝不足か
ら血管が収縮気味となってしまい、普段は血液に乗って、常時調節
、排出されているはずのリンパ液の代謝が追いつかない。
だから視神経の疲労(目の疲れや長時間の運転)でもめまい、メニ
エール病発生の引き金となる方が多いんでしょう。
それは視神経が疲労した状態はストレスがかかった状態と同様に
血管が収縮しやすい事からも言える事だと考えられます。

●長時間の運転やテレビ、読書はさける
●夜更かしや睡眠不足、過労はさける
●対人関係や心配事も可能な限り気にしない   などが大切。。

メニエール病慢性化からの脱出           


今までの注意事項を意識するだけでも発生する頻度は減るはず
です。又、点滴や病院の「めまい止め薬」でも一時的に改善する
かもしれません。
しかし「一時的におさまったようにみえて、何度も再発する」。
また、「一見治ったようだが、その後もずっとふらつく」
こういった「めまいやメニエール病の慢性化」した患者様がかなり
多い事には訳があります。
前項で「内耳の問題と限定せずに」と書いた部分です。
「体質の偏り」です。  
それこそが「原因」なのです。
「原因」が有ってめまいが発生するわけですから、点滴などで一時
押さえしたところで、再発は必ず起きます。
又、形を変えた状態で発生するかもしれません。
その「形を変えた状態」とは、ふらつき、食欲不振、視力の低下、
疲労倦怠感、もしくは記憶力の低下かもしれません。


「体質の偏り」について考えてみましょう。
東洋医学的な理論から考えると水分代謝と大きく関わる臓器は
●脾 ●腎 ●肺 などの三焦系と呼ばれる臓器が主です。

例えば水分摂取量を減らしても、腎がオシッコに変換して代謝、
肺が全身に分布する水分を調節、以上のバランスが上手にとれ
ないと効果がうまく出ない訳です。
「私は血液検査でも腎臓が悪いなんて言われたことないわよぉ」
と思われる所が落とし穴です。

●夜のオシッコの回数が多い ●夕方に足がむくみやすい 
●腰がダルイ  ●耳鳴り
なんて症状があれば「腎系の弱り」を治さなければ慢性化は免れ
ません。。

食事療法ではとりあえず●山芋 ●桂皮(シナモンン)などが有効。

「肺系」が弱い方も同様に、肺系に対する対策をうちます。

そしてさらに先ほど書いた「血液循環」を考慮する事が必要です。
例えば「不安感、動悸」などがあれば「心系」を元気にさせます。

現代の西洋医学の血液検査にとらわれずに、体全体の臓器の
バランスを考えて日常生活を送る事が「メニエール病慢性化」から
の脱出方法です。

そして、それこそが「すべてのめまい」「メニエール症候群」、
また、「この世に存在する慢性病全て」からの脱出と言えます。

〜参考サイト〜
東洋医学的見地から「本物の めまい治療」(メンタリティ)